ついに光造形に移行した!
これまでダヴィンチを使ってきたがカートリッジの接触不良によるエラーで造形失敗になりまくるようになった
以前からの持病ではあったのだが最近はほぼ必ずといっていいほど
最近のモデルだとカートリッジを使わないものも出てるけどね
以前からその仕上がり精度にも不満があって
熱可塑性の樹脂ということもあって収縮が出てしまうこともあって
数パーセント大きくしないとダメだったり
表面の仕上がりもどうしても滑らかにはならないから削ったり何らかの加工が必要
収縮はホントに厄介でどれだけ精密に設計しても
最終的には現場合わせになるので大変
そんなこんなでずっと気になっていたのが紫外線硬化樹脂を使った3Dプリンターなんだけど
技術革新で昔からは信じられない低価格になってきてるので
意を決して購入!ということで機種を選定することに…
低価格の光造形マシンといえばPHOTONが割と有名、だった
技術の進歩は本当に速く問題点がレビューされるとそれを改良した他社製品がどんどん出てくるから
余計に機種の選定は難航した
PHOTONの弱点は上下の動きのブレらしい
そんなのウチのダヴィンチに比べたら全然いいのだがレベルが高い造形物の場合
やはりそのブレは気になるものなんだろうということで
対策をしたものとなるとPhoton-Sはデュアルレールになっているし
EPAX X1とかShadow 5.5Sとかも良さそう
どれも良さそうで値段もそこまでの差がないため
Shadow5.5sは何だかアイアンマンちっくなカラーリングでかなり心が揺れたが
最終的にElegoo Mars Proにした
自分が気に入ったのはUSBポートが正面にある、においを抑えるフィルターがついてたり
長く使うと気になりそうな部分がよく出来てること
あとは光造形はビルドプレートのレベル出しが重要なんだけど
ここがしっかりしていて一度決めたらずれにくく何度もレベル出しをする必要がない
まぁそうはいっても最初はかなり手こずった
そのレベル出しがうまく決まらなかったのか最初はしばらく造形失敗を繰り返していた
自分の場合ミスが続いた原因がやはりビルドプレートの水平が出ていなかったこと
紙を引いてその上にビルドプレートを降ろしていき位置を調整して2本のボルトで締めるのだが
締め込むときに少し歪む、それを見越してビルドプレートを抑えるという感じ
レベルが出ていないと造形物がプレートにちゃんと食いつかず落下してしまう
透明フィルム越しに硬化させるため造形物は固まっては引き剥がされまた少し隙間を開けては硬化させる
この繰り返しだから案外造形物にはテンションがかかる、これが剥離抵抗
おかげで造形物の真上はプラモのランナーのようなサポートを付けるのだけど
これを処理するのが面倒だなーって少なくするとあっけなく落ちたり
上面が歪んでブヨブヨした感じになっちゃうので
大きな平面は剥離抵抗が強くなるから
斜めに配置したりして断面積を小さくしたり
でも最近は目に見えないところを上にしてサポートをがっつり多くしてやる方がうまくいく感じ
こういうのはtwitterでやってる人の出力を参考にするといいね
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